活動報告No.43【令和5年1月号】

活動リポート

根岸としひこが初当選以来、作成している活動報告紙です。どうぞご覧ください。また、ご意見ご要望もございましたら是非お寄せください。

東大和市議会議員 根岸としひこ|自由民主党公認|統一地方選挙

議会報告

令和4年第4回定例会は、11月30日(水)に開会。初日は、議案審議、陳情の付託等を行い、翌12月1日(木)から6日(火)まで一般質問、9日(金)~13日(火)が常任委員会、最終日の15日(木)に追加議案の審議、常任委員会の審査報告、議員提出議案審議、継続審査議決、議員派遣議決と16日間の会期で開催されました。

主な議案審議

今議会に上程された主な議案は以下のとおりです。
① 条例関連
・東大和市個人情報保護法施行条例の制定
・東大和市個人情報保護審議会条例の制定
・東大和市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定
以上は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、東大和市個人情報保護条例を廃止し、市独自の保護措置を加えつつ、法で委任された事項等を定めるために制定されたものです。
方の委任事項として定める事項は
・1000人以上の個人情報保護ファイルは、ファイル単位で個人情報ファイル 簿を作成・公表。
・個人情報保護審議会への諮問については、オンライン結合する場合などの類型的な要件を定めず、必要に応じて諮問することとする。
市独自の保護措置として定める事項としては
・開示請求から開示決定までの期間を14日間(法は30日間)とする。
・開示請求にかかる手数料は無料とする(法は条例の定めにより請求可能としている)
・地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例(一部改正)
・国家公務員及び地方公務員の定年が令和5年度以降段階的に65歳まで引き上げられることになったため、関連する条例の一部改正等を行うもの。
 主な内容としては、定年の段階的引き上げ、役職定年制の導入、再任用制度の見直し、給与制度の規定、情報提供・意思確認制度の新設、です。
尚、これらの条例は他の条例の一部改正の提案と併せて、原案通り可決しました。
② 補正予算
今定例会における補正予算は国庫支出金、都支出金の増額等により、約2億9千万円の増額計上が提案され、原案通り可決しました。
主な内容は以下のとおりです。
・保健センター空調設備更新工事費の計上(15,300千円)
・市民プールろ過装置改修工事費、流水プール等改修工事費、プールサイド改修工事費の増額(23,905千円)   
・樹木のナラ枯れ等の対応に伴う公園等維持管理費(67,651千円)
・燃料価格の高騰等に伴う光熱水費の増額(64,099千円)
諸物価高騰のあおりが、光熱水費の高騰にも表れており、無理・無駄・ムラを極力排除してより一層の節制が必要であると感じました。行政に対しては、コロナによる影響も継続している中、より一層の厳しいかじ取りを期待したいと思います。

一般質問

私の今回の一般質問は、
東大和市の市政について、この1点だけ質問をし、東大和市の情勢に対する認識や、市が進むべき方向性に対する考え方について、確認をさせていただきました。
東大和市の立地や自然環境については、都心から西方約35kmの通勤圏に位置し、市の北部には狭山丘陵や多摩湖、その周辺には豊かな自然があり、都内にありながら、水と緑が織りなす四季折々の表情が楽しめる、人と自然が調和した魅力あふれるまちであるとの答弁がありました。
 また、住環境や産業については、日常生活の利便性や、豊かな自然がある落ち着いた街並みなど住宅都市としての魅力を備えており、産業については第三次産業の割合が高く、地元に密着したサービスが提供されていると認識しているとの答弁がありました。
 これまでの市の取り組みについては、少子高齢化や人口減少の進展に伴い、市税収入の減少や社会保障関係費の増加、更には老朽化した公共施設の更新費用の負担など今後も厳しい財政状況が見込まれる中、今の子どもたち、これから生まれてくる子どもたちを含めた将来市民が選択肢を制限されることなく、現在市民の要望を最大限満たしていくために、持続可能な行財政運営が必要であると考えている、との答弁がありました。
最期に、来年の統一地方選挙を控えたご自身の進退については、3期12年、区切りのよいところで退任し、しっかりとした覚悟をもって、現在と将来に対する責任を持ち決断のできる方に東大和市の未来を託したいとのことでありました。

厚生文教会

令和4年12月12日(月)厚生文教委員会が開催されました。今回は「国保税が高い。私たちの生活を守る陳情」に対する審査を行い、審査の結果、本陳情は賛成少数で不採択と決しました。また所管事務調査の「社会的孤立におけるひきこもり支援の取組について」では11月に実施したほっと支援センターと社会福祉協議会に東大和市における対応の現状等についてヒアリングを受けて、委員の間で意見交換がなされました。

根岸としひこの活動

市民文化祭

10月15日(土)~11月3日(木)、中央公民館とハミングホールにて市民文化祭が開催されました。このイベントはコロナ禍においても毎年開催され、市民の芸術に対する理解と文化への思いを育んできた素晴らしい取り組みであります。普段から公民館を利用し活動されている方々の日ごろの努力の結晶が展示という形で表されており、作品の展示を通して、見る人の心を豊かにさせる、そんな感じを抱いた文化祭でありました。皆様の活動がより充実したものになるよう、これからも応援していきたいと思います。

喜多方市への交流訪問

10月21日(金)~22日(土)、友好都市である福島県喜多方市へ訪問しました。コロナの影響で3年ぶりとなった訪問ですが、当日はひとづくり・交流拠点「アイデミきたかた」、その中にある屋内子ども遊び場「めごぷらざ」や喜多方市役所内の議場を視察、夜は喜多方市議会の議員さんたちと久々の交流会を楽しみました。喜多方市との交流は、私の祖父が大和町長時代に、大和村山電報電話局が1万回線を達成したのを祈念に「やまと」繋がりで、当時の福島県山都町へ電話をしたのがきっかけで交流が始まり、平成5年に山都町と姉妹都市の締結がなされ、平成24年に喜多方市との間で友好都市が結ばれ、現在に至っていると認識しております。この友好関係は、お互いの発展の下、将来にわたって継続していくことを願っています。

総合防災訓練

10月23日(日)、東大和市立2中のグランドで、総合防災訓練が実施されました。コロナの影響で、実に3年ぶりの開催となりましたが、消防団の方々や地域ボランティアの方々によるきびきびした訓練は、とても頼もしく感じられました。今回は、VR防災体験車が登場し、バーチャルによる地震の状況を体験することができました。コロナ禍の下であろうとなかろうと、自然災害は忖度をしてくれません。いつ、どんな時でも、災害が発生する可能性があることを肝に銘じて、対応できるよう心がけていたいと思います。

議会報告会

令和4年11月20日(日)、中央公民館ホールにて議会報公開が開催されました。参加者は前回と同じ21人と少なめでしたが、参加者からは、「財政用語を説明しながら決算報告をしてほしい」、「委員会に分かれて議論する時間が短かった」等、市政に対しての深い関心をうかがわせるご意見を頂戴しました。今後は、市民に対する周知を更に徹底し、集客を増やして活発な意見交換ができる場にしていきたいと感じました。

スポレクフェスティバル

令和4年11月23日(水)、東大和ロンドみんなの体育館で、スポレクフェスティバルが開催されました。当日は天候不順のため、グラウンドゴルフは中止となってしまいましたが、第1体育室ではスリッパ卓球大会や居合道模範演舞の披露などが行われ、多くの市民が参加していました。また、地下の第2体育室では、ラダーゲッター、スポーツ吹矢、モルック、ラインクップといったニュースポーツが披露されておりました。私は4種類のニュースポーツ全部に挑戦し、初めて体験したスポーツ吹矢では、先に吹いた矢のお尻に後から吹いた矢が刺さるというハプニングも発生して、楽しいひと時を過ごさせていただきました。スポーツの振興は、市民の健康増進に大きな成果が期待できます。人生100年時代を迎え、健康寿命の延伸が大きな課題となっています。私は、今後もこのようなイベントを応援し、市民の方々がいつまでも健康であり続けることを祈念したいと思います。

活動報告No.43【令和5年1月号】

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